この親にしてこの子あり
大晦日から1/2まで3日ほど、久しぶりに実家で過ごしました。
父や母と話して、また家の様子から、しみじみ自分のルーツはここなんだと、改めて感じた次第です。
たとえば、私が絵画や映画、お芝居を好きな原点は間違いなく父。
その父によって、我が家のテレビの後ろには、こんな感じで無理やり掛け軸が飾られています。
※床の間がない家がほとんどだと思うこのご時世、掛け軸には受難の時代です。
お正月になるといつも飾られる、七福神の絵。
これは母方の祖父が、自分の義理の息子である、私の父に贈ったもの。
母方の祖父も美術やら骨董品やらが好きで、そんなにお金はないはずなのに、日本刀二振りをはじめ、掛け軸やらなにやら、いろいろ集めていた人でした。
父とは、そういった面で気が合ってましたね。
いわゆる良い絵ではないと思いますが、絵があると、なんとなく場が華やぐので好きです。
これ、私も観たいと思っていた作品。
う〜ん、さすが好みが似ています。
父とは、私が実家にいたときは数日違いでバラバラに同じ映画を観に行っていたり(※後から判明)、借りてきたDVDをお互いに交換したりしてましたね。
懐かしい…。
そして、母。
母は大の旅行好きで、私も小さい頃、母のお供で日本全国いろんなところに連れて行ってもらいました。
旅好きなのは、間違いなく母の血ですね。
そして、何気に可愛いもの好きな趣味も母譲りなんでしょう。
こんな可愛いスリッパが新しく増えていました。
「どうしたの?」と聞いてみたら、モロッコに行ったとき買ったんだそう。
母はあんまりそう見えないんですが、乙女趣味なんです。
このスリッパにも乙女が溢れてる…。
これ、私も欲しいわ〜。
※おねだりしてもムダなので、言わないですけどね。
いや〜、血は争えないとよく言いますが、離れて振り返ると、父と母からの影響は絶大なものがあると思いましたね。
今がこんな感じだから、きっと私も年を重ねると、母みたいなおばあちゃんになっているのだと思います。
子どもの頃から、「見れば親子なのがすぐわかる」と言われる、見た目そっくりな親子ですしね…。
ちなみに母も自分の母親(私にとっては祖母)にそっくり。
昔は「絶対やだ!」と思っていたんですけど、30歳超えてもろもろ吹っ切れたのか、「それもいいかな〜」と思っているこの頃です。