うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

人に言われて気づくこと

自分ではそうと自覚していなくても、人から指摘されて気づくことってありませんか? 今日、ふと、そんな気づきがありました。 姉や母から見ると、私は"花柄好き"という印象があるらしく、2年前の誕生日にプレゼントしてくれたのはローラ・アシュレイの花柄の…

大仙厓展ー禅の心、ここに集う at 出光美術館

出光美術館開館50周年の記念展。 まだまだ続いています。 大仙厓展は笑いとユーモアあふれる、ゆるかわな絵で知られる禅僧・仙厓の絵が大集合。出光美術館、初代館長・出光佐三さんの初めてのコレクションは、メインビジュアルに使われている「指月布袋図」(…

念願のニワコヤ映画祭

"映画を観て、映画にまつわるごはんをみんなで食べる"がコンセプト。移動映画館 Kino Iglu × 仙川のカフェ ニワコヤ × 山フーズのコラボによるイベント、ニワコヤ映画祭2016に参加してきました。 いつも終わってしまった後に気づいて悔しい思いをしていて、…

笑いを描いた能〜「三笑」

国立能楽堂 十一月 普及公演を観てきました。 狂言 二人袴(大蔵流)、能 三笑(観世流)です。 ※毎月美しい国立能楽堂のチラシですが、今月はとくに素敵です。 紅葉柄なんですが、もみじ葉が"いかにも!"な鮮やかな紅色ではなく緑や青からのグラデーションにな…

明日館レストラン・秋

ずっと行ってみたいと思っていた明日館レストラン。 東京・池袋にあるフランク・ロイド・ライトと弟子の遠藤新の設計による建物、自由学園明日館。 かつて学校の食堂として使われていた部屋がこの日限りのレストランになるというイベントです。 春夏秋冬、年…

Livre:原民喜『夏の花・心願の国』(新潮文庫、1970年)

長患いの末、終戦の前年に亡くなった妻との日々を綴った作品群、被爆直後の広島の街と人々の様子を記録した『夏の花』三部作、そして『心願の国』や『鎮魂歌』など亡くなる直前まで執筆していた作品を収めた一冊。編集と解説を担当しているのは大江健三郎。 …

通し狂言 仮名手本忠臣蔵【第二部】 at 国立劇場

文化の日。三ヶ月にわたる「仮名手本忠臣蔵」の完全通し上演の第二部を鑑賞してきました。 11月の第二部は、浄瑠璃「道行旅路の花聟」から七段目「祇園一力茶屋の場」まで。 五、六、七段目と今でもよくかかる人気の場面です。色に耽って主君の大事の場に居…