うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

夢がひとつ叶った!〜NODA・MAP第21回公演「足跡姫 時代錯誤冬幽霊」を観劇 1/21ソワレ

芝居人のなかでも憧れの人の一人、野田秀樹さん。「彼の作ったお芝居を、いつか生で観てみたいなぁ…」と思ってから早10数年…。 次回作は「舞台は、江戸時代。十八代目中村勘三郎さんへのオマージュ。」と聞き、これだけはどうしても観てみたく。一般発売日に…

Livre:リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット 池村千秋・訳『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』(東洋経済新報社、2016年)

どんどん伸びる平均寿命。そう遠くない未来、寿命100年の超長寿社会がやってきた時代をどう生き抜くか?を、仕事、家庭、パートナーシップ、余暇など、さまざまな視点で考察しています。 そこまで寿命が伸びると、一番問題なのは「生活に必要なお金をどう捻…

「お笑い江戸名所 歌川広景の全貌」 at 太田記念美術館

駅でポスターを見かけて「面白そう♪」と思ったこちらの展覧会を観てきました。 江戸市中で繰り広げられる「あちゃー」な瞬間を切り取った浮世絵の数々。人間だけでなく、狐、狸、犬、猫、河童や雷様なども登場。まるでドリフのコントのようなドタバタで、笑…

壽新春大歌舞伎 昼の部「通し狂言 雙生隅田川」 at 新橋演舞場 1/14

市川右近 改め 三代目 市川右團次 襲名披露二代目 市川右近 初舞台の記念公演。昼の部「通し狂言 雙生隅田川(ふたごすみだがわ)」を、1/14(土)に観劇してきました。 作者は近松門左衛門。 「隅田川」など、能の狂女ものの要素や梅若伝説などを取り込んだ、天…

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2016/17「アナスタシア」

英国ロイヤル・オペラ・ハウスの舞台が映画館で楽しめる企画。2016/17シーズン、バレエの第1作目「アナスタシア」を観てきました。 ケネス・マクミラン振付。自分はロシア・ロマノフ王朝、最後の皇帝ニコライ2世の末娘アナスタシアだと主張するアナ・アンダ…

Cinema:「男と女 デジタル・リマスター版」

製作50周年を記念して、デジタル・リマスター版として美しく蘇った名作を映画館の大きなスクリーンで堪能してきました。 制作されてから50年の月日が流れているとは思えません。♪ダバダバダ〜♪の音楽をはじめ、カラーとモノクロを使い分けた映像や斬新なモン…

Musee:「岩佐又兵衛と源氏絵 《古典》への挑戦」 at 出光美術館

さまざまな時代の画家が画題として取り組んだ『源氏物語』。岩佐又兵衛が手がけた源氏絵を、土佐派によるやまと絵、俵屋宗達や菱川師宣などの源氏絵もあわせて展示することで、又兵衛の源氏絵ならではの工夫、独自性を明らかにしようという展覧会。 今、気に…

Musee:「日本の伝統芸能展」 at 三井記念美術館

国立劇場開場50周年を記念した特別展。「雅楽」「能楽」「歌舞伎」「文楽」「演芸」「琉球芸能・民俗芸能」の6つのジャンルに分けて、楽器や衣装、浮世絵など、伝統芸能にまつわる美術品が展示されています。 三井家が金剛流の宗家から譲り受けたという室町…

Livre:池上彰/佐藤優『僕らが毎日やっている最強の読み方』(東洋経済新報社、2017年)

2017年は勉強する年にしたいなぁとぼんやり考えていて、インパクトのある装丁が目についたこちらの一冊を手にとってみました。 僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意 作者: 池上彰,佐藤優 出…

多様性の時代

昨日はお仕事でお世話になっている方たちとの新年会でした。 途中からなんとなく女子会っぽい雰囲気になって、そこでは忘年会に引き続き私の「結婚したい」「でも相手が見つからない」問題の相談にのってもらう流れに…。 そこで言われて目からウロコだった言…

Theatre:国立能楽堂 一月定例公演 1/4

今年の芝居はじめ。国立能楽堂 一月定例公演を観てきました。 演目は能「老松」(金春流) 紅梅天女イロエノ働キと狂言「大黒連歌」(大蔵流)です。 いつもは狂言のあとに能という順番で上演されるのですが、今日は国立能楽堂の今年初めての上演ということで奉…

Musee:「クラーナハ展 500年後の誘惑」 at 国立西洋美術館

2017年の美術館はじめはこちらから。 ドイツ・ルネサンスを代表する画家、ルカス・クラーナハ(父)。 彼の創作活動の全貌を明らかにするとともに、彼の作品にインスピレーションを受けて制作された後代の作品も紹介した展覧会です。 大きな工房を経営し、弟子…

ウィーンフィルニューイヤーコンサート2017〜指揮者ドゥダメル氏と音楽プログラム「エル・システマ」

昨日の夜、なんとなく見はじめたウィーンフィルのニューイヤーコンサートの生中継。 指揮者がクラシック音楽の場ではあまり見かけないチリチリふんわりヘアーの、気のいいあんちゃんのような雰囲気の方で、ポルカやワルツなどを自ら踊り出さんばかりにノリノ…

なんて素敵な女性がいたものだ〜半澤鶴子さん

2017年、新しい年の1日目。 NHKのETV特集アンコール、「女ひとり 70歳の茶事行脚」を観ました。 茶事は千利休が考案したものと言われ、懐石料理とお酒でのもてなしから茶席まで4時間に及ぶお茶会。 この茶事を依頼に応じて催す、出張茶事の第一人者として知…