うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

「食神さまの不思議なレストラン」「スーパー浮世絵 江戸の秘密」 at 日本橋茅場町特設会場

友人に誘われて、茅場町の空きビルを使ったデジタルアート展示2つを楽しんできました。


まずはこちらから。

「食神さまの不思議なレストラン」
和食をテーマに「見て食べる体験型デジタルアート」がコンセプト。

 

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冒頭の四季の部屋はすっごく綺麗でした。
ほかのパートは…、アイデア出しからはじまって「ゼロからものを創り上げるのって大変だよね…」という感じ。
好みの問題もあると思いますが、いろいろデジタルアートを見ると、teamLabってアイデアやビジュアルのセンスが抜群でやっぱり凄いんだなぁと思いました。

レストランでは、あらかじめチケットについてくる「神様のおいなりさん」と、一緒に頼んだ「味噌と出汁の相性を考える 3種の味噌汁」を食べました。

 

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少し味が濃い目でしたが、お味噌汁の飲み比べが楽しかったです。

2つ目は「スーパー浮世絵 江戸の秘密」展。
高細密デジタルデータ化された保存状態のよい浮世絵2万点の中から選んだ作品を、最新技術で映像化した"動く浮世絵"が楽しめます。
あわせて、浮世絵に描かれた江戸文化も学べる博物館のような企画。

 

"動く浮世絵"、思っていた以上に楽しかったです!!
小さな浮世絵が大きくなって動いているので、描かれた世界がより身近に。
パートごとの展示で、特に面白かったのは江戸湾と、花街のパート。
迫力満点、北斎の動く波!!

 

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そして、近寄ると微笑んでくれる花魁に胸キュン。

 

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日本橋なら物売りの掛け声や人々の行き交う足音、芝居小屋なら附け打ちや三味線と、具体的に音で場を演出できるので、ものすごく臨場感がありました。

会場に流れる愛之助さんの声の案内も、聞き取りやすいし、うまくてわかりやすかったです。

この手の、空間を見て回るエンタテインメントは音の演出って大切ですね。

少し工夫すると、それだけで面白いものになる。
江戸東京博物館もそうですが、浮世絵と江戸文化って、すごく魅力的なコンテンツなんだということをつくづく感じました。

 

★Information

日本橋茅場町特設会場

「食神さまの不思議なレストラン」

「スーパー浮世絵 江戸の秘密」

 1/28(土)〜5/21(日)