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うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

これぞ歌舞伎の醍醐味〜「義経千本桜」道行初音旅、川連法眼館 at 歌舞伎座

演劇

友人を誘って歌舞伎座へ。
第三部、「義経千本桜」道行初音旅と川連法眼館を通しで幕見してきました。

鼓になってしまった両親を慕って、義経の忠臣・佐藤忠信に化けて静御前と旅を続け、無事に義経のもとに送り届ける子狐がいじらしく、可愛いお話。

 

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道行初音旅

 

【配役】

佐藤忠信 実は源九郎狐:猿之助

逸見藤太:猿弥

静御前:染五郎

 

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川連法眼館

 

【配役】

佐藤忠信 実は源九郎狐:猿之助

駿河次郎:松也

亀井六郎:巳之助

川連法眼:寿猿

飛鳥:吉弥

静御前:笑也

源義経:門之助

 

 

満開の桜が彩る吉野山静御前としっとり踊る場面から最後の宙乗りまで、狐忠信を演じる猿之助さん大活躍。

 

もふもふで真っ白なお衣装の狐姿。

狐なので、声が高く喋り方も独特で可愛らしいお役。

 

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キビキビとした動きが三味線にピタリと合い、また狐っぽい動きもキレがあって、とても素晴らしい狐忠信でした。

すり足でつつつっと前へ、後ろへ、移動する動きの滑らかさ。

高く飛び上がるときの軽やかさ。

「人ではない」ということが伝わってくる、ふわふわと宙に浮いたような身体の動きが美しい。


舞踊あり、大立ち回りあり、ちょっとコミカルな場面も、子が親を慕う気持ちをしっとり見せる場面もあり、そしてラストの新しい歌舞伎座での初宙乗りまで、見所の連続であっという間の三時間。

 

とくに忠信が実は狐だと正体をばらして事情を説明すると、「よくぞ静を無事に送り届けてくれた。その褒美に初音の鼓をやろう」と義経に言われて大喜び。

そのあと義経を狙う鎌倉方(兄・頼朝のこと)から送られた兵たちをやっつける狐六法は音も振りもノリノリで、ロックンロールのような楽しさ。

私の隣に座っていたご婦人は、音に合わせて体を動かし縦ノリになっていました。

最後は宙乗りで紙吹雪が舞います。

もう、客席は大盛り上がり。
歌舞伎ってやっぱり面白い!!

 

★Information

歌舞伎座

東京都中央区銀座4-12-15

 

六月大歌舞伎 義経千本桜

第三部 狐忠信

道行初音旅

川連法眼館

 6/2(木)〜6/26(日)