うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

Cinema:キャロル

大好きな女優、ケイト・ブランシェットの主演作「キャロル」を観ました。

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とても儚く、美しい映画でした。
映像、音楽、ファッション…。
どれをとっても美しく、これはぜひ映画館でどっぷりと物語の世界に浸りながら見てほしい。

この映画に関しては詳細は書かないことにします。 
代わりに映画を見終わった直後に書いた、独白のようなものを。

どんな思想や価値観を持っている人でも、自分がほかならぬ自分自身を裏切っているときが一番辛い。
自分の思いを貫き通すことで、世間から白い目で見られ、周りの人を思いっきり傷つけることになっても、自分自身を騙す痛みに比べたら。


映画の原作。
作者は『太陽がいっぱい』を書いた人。

キャロル (河出文庫)

キャロル (河出文庫)


★Information
キャロル
監督:トッド・ヘインズ
(2015年、アメリカ)