1泊2日の三島&沼津旅 1日め②〜香貫山トワイライトツアー
沼津駅で仕事の都合で後からやってきた友人と合流し、香貫山ハイクでトワイライトCafe&沼津で港めしツアーに参加。
沼津生まれ、沼津育ちのあやぞうさんがガイドしてくれる、沼津の魅力を満喫できる半日ツアー。
こんな行程です。
沼津を街歩きしながら香貫山へ
→香貫山登り
→山頂から夕日&夜景を見ながらのコーヒー&おやつ、ホットワインタイム
→下山後、沼津港まで歩いて港めし
さっそく沼津駅前を歩き、いくつかおもしろポイントを巡りながら、山頂で食べるおやつを買いつつ香貫山へ向かいます。
商店街の中にある、蔵の喫茶店。
オーナーさんの飼い犬がいて、ドッグカフェとして知られているそう。
お二階がとってもいい雰囲気でした。
ここでのんびり読書をしたい…。
蔵の前の地面の蓋を開け、江戸時代からの井戸を見せていただきました。
途中でへび屋さんに寄り、まむしの粉末を飲んでこれからの登山に向けて英気を養いました。
初体験のまむしは、鰹節のような旨味たっぷりの味。
意外といけます。
まむしの効用の説明書と目に良いというヤツメウナギのキモの油の試供品をお土産にいただきました。
川を渡っていよいよ香貫山方面へ。
あゆみ橋からの眺めは最高でした。
奥に見える、こんもりした緑が香貫山。
もともと海底火山だったものが地表に現れた、古〜い歴史を持つ山だそう。
参加メンバーみんなそろって、「さぁ、これから山登りですよ!」の集合写真。
今では少なくなってしまったとのことでしが、この辺りから伊豆にかけては、なまこ壁の建物がたくさん建っていたそう。
まだきれいに残っているお家が一軒、ぽつりとありました。
香貫山に登る前に、近くのお寺でひと休み。
曹洞宗の立派なお寺。
ここから少し進み、いよいよ香貫山を登ります。
「高さはそんなにないですが、元海底火山なので結構傾斜がありますよ〜。」という言葉に不安いっぱいだったのですが、階段を登っているうちにあっという間に山頂に着いてしまいました。
山頂には展望台があるのですが、ここからの眺めが素晴らしかった!!
まず半円を描く駿河湾と沈んでいく夕日。
反対側の山からはほぼまん丸な月が登ってきています。
そして富士山。
富士山の前の山にかかった雲で隠されてしまうことが多く、こんなにくっきり見られることは実はあまりないんだとか。
眼下の街では明かりがちかちか瞬きはじめて、本当に美しかった…。
日が沈んだ後の夜景もきれいでした。
この夜景を眺めながら、コーヒー&おやつタイム。
主催者のあやぞうさんは大のコーヒー好きだそうで、山頂でドリップして淹れてくれたコーヒーはとっても美味しかった。
おやつは駅前の商店街でもとめた、明治時代からの創業という和菓子屋さんのどらやき。
濃くて苦味のあるコーヒーに合う〜。
寒くなってきているからと、ホットワインまでいただいて、忘れられないひとときになりました。
さて、登ったら下りる。
下山ですが、これがなかなかスリリングでした。
この日は翌日が満月にあたり、とっても明るい月夜。
満月近くの夜は野生動物が活発になるとのことで、香貫山にも住んでいて過去にあやぞうさんが遭遇したことのあるというイノシシやシカに出会っては大変と、半分駆け足になりながら、急いで下山しました。
山を下りた後は、川沿いを歩いて一路沼津港へ。
丸天さんでこのツアー特製という港めしをいただきました。
マグロや生シラスなどのお刺身盛り合わせと、金目鯛の煮付け、あら汁にごはん。
ずっと歩いてきてぺこぺこな胃袋に染みました。
とくに甘辛く煮付けた金目鯛が美味しくて、ごはんがすすむことすすむこと。
結構ボリュームがあったのですが完食!
ごはんを食べ終わって外に出たら、そろそろ夜の9時という時間。
もしかしたら大型展望水門"びゅうお"のライトアップに間に合うかも…とのことでダッシュ!!
そして間に合いました。
ここでなんと偶然にも、 手前にとまっている帆船のオーナーさんとあやぞうさんがお知り合いとのことで、帆船に乗せていただきました。
乗っただけとはいえ、初体験。
初めて見る帆船の甲板はめちゃくちゃかっこよかった!!
あとはゆるゆると、沼津港から駅まで参加メンバー全員で歩き、ある人は駐車場で、またある人は駅前で、と徐々に解散していきました。
盛りだくさんだった一日。
あらかじめ予約してあったホテルの部屋にたどり着いたら、お風呂に入ってベッドへ直行。
朝までぐっすりでした。