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うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

Exposition:空へ、海へ、彼方へー旅するルイ・ヴィトン展

紀尾井町の特設会場で開催中の、1864年から現在に至るまでのルイ・ヴィトンの軌跡を辿る回顧展です。
会場前で、こんな素敵な自動車が来場者を迎えてくれます。

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まず最初に展示されているのは、ルイ・ヴィトンを象徴するアイテムであるトランク「マレ」。

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このトランクは頑丈&軽い、そして上がフラットなので積み重ねられる、という作りが当時としては本当に革新的だったのだとか。
ここから「旅の鞄といえばルイ・ヴィトン」という信頼を築き上げていくブランドの歴史がはじまります。

ルイ・ヴィトンの貴重なアーカイブや個人の方のコレクション、ガリエラ宮パリ市立モード美術館の所蔵品が、旅をテーマにした10章にわけて展示されていました。

クラシックなトランク。

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冒険。

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ヨット。

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空の旅。

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列車。

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馬車、船、自動車、飛行機と、乗り物の発達とともに行動範囲を広げていく人々。
あちらへこちらへと、様々な目的で旅するセレブリティのために、「あんなものが入れたい」「こんなものを運びたい」という彼らの要望に応え続けて、ブランドを発展させてきたルイ・ヴィトン
その積み重ねてきた歴史の深さと厚みを感じることのできる、素晴らしい内容です。

私が一番好きだったのは、「ウール・ダプサンス(余暇の時間)」のパート。
書斎をイメージした空間に展示されたデスク・トランク、ライブラリー・トランク、ライティング・デスク…。
書物好きにはたまりません。

このトランクは三代目、ガストン・ルイ・ヴィトンのライブラリー・トランク。

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デスク・トランク。
旅先でも、これで仕事ができちゃいます。

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手紙を書くための道具一式をおさめたトランク。

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こちらはイヴ・サンローランが所有していたというライブラリー・トランク。

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三代目ルイ・ガストンの蔵書も展示されていました。
すべて自身の仕事に関する書物。

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美しく装丁されていて、彼が相当の本好きだったことが伺えます。

これはブラッディ・トランクに関する記事(「トランクから死体が見つかった」といった類の…)をスクラップしていたもの。

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こんな感じで、どのパートも新旧織り交ぜたヴィトン製品はもちろんのこと、一緒に展示されている小物から、室内空間や照明など、細部に至るまで凝りに凝りまくっていて圧巻でした。

こんなに質の高い展示会がすべて写真撮影OK、入場無料だなんて!
グランメゾンの本気を感じました。

★Information
海へ、空へ、彼方へー旅するルイ・ヴィトン
紀尾井町特設会場
4/23(土)〜6/19(日)