フランスの旅、6日目③〜シャルトル大聖堂の周りを散策
川沿いの道から、また大聖堂まで戻ってきました。
とても急な坂を登る必要があって、いい運動になります。
今度は大聖堂の周りをぶらぶら歩いてみます。
ガラス張りのアーケードを見つけました。
「Marche aux legumes」、"野菜市場"と書いてあります。
決められた日時には、ここで野菜の市場が開かれているんでしょうね。
お肉屋さん。
特徴的で目を引きます。
残念ながら、お店は閉まっていて、中はどんな感じなのか、見ることはできませんでした。
ルリユール(製本)工房。
実は以前3年ほど、西洋の製本術=ルリユールを習っていたことがあるのです。
窓辺に飾られた、製本に使われる道具の数々。
この懐かしくて大好きな世界に、こんなところで出会えるなんて!
久しぶりに自分の手で本を作ってみたくなりました。
シャルトルの街の道で見かけた、貝殻と歩く人のマーク。
この組み合わせから、巡礼にまつわるものなのかな?と思ってはいたのですが、旅から帰ってきて調べてみたら、フランスからスペインの聖地サンティアゴ・コンポステーラを目指す巡礼路のうち、シャルトルを通るルートがあるとか。
そして、このマークはサンティアゴ・コンポステーラへの方角が示されているのだそうです。
何世紀にもわたって、聖地であり続けている土地だけに、街のいたるところに歴史の積み重ねを感じるものがあって、とても奥深い街です。
最後に。
協会近くのカフェで見かけた猫と犬。
おそらくカフェの飼い猫、飼い犬なんでしょうね。
店先にちょこんと佇んでいる姿がなんともさまになっています。
まだまだ街歩きを続けたいところでしたが、友人家族との夜ごはんの時間に間に合わなくなってしまうので、ここで終了。
来た時と同じく、電車に乗ってパリへ帰りました。