うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

いのかしら池底ツアーに参加してきました。

絶賛、進行中の「池の水をぜんぶ抜く!」at 井の頭恩賜公園井の頭池&弁天池。
かいぼり中の今だけしかできない、池底に降りられるイベントに参加してきました。

 

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待ち時間を利用して、かいぼりについて少し勉強。
特設テントが設置され、井の頭恩賜公園でのかいぼりの様子について、詳しく知ることができます。

 

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とってもよくできていて、わかりやすい!!
お子さんがいる方には、楽しみながら生態系のしくみなどを知ることができるので、課外授業にぴったりだと思います。

 

ささっと知識をいれたら、いざ池底へ!
井の頭かいぼり隊のボランティアの方の案内で、池底の様子を観察しながら歩きます。

 

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一面ずぶずぶの泥で、浅いかと思ったら突然深くなったり、なかなか手ごわい。
ゆっくりと一歩一歩確実に進んでいきます。
ですがこの泥、落ち葉などが腐ってできた自然のものということで、まったくイヤなにおいがなかったのが意外でした。

 

関東ローム層の下にある、多摩川砂礫層が露出しているところがあり、泥の中を歩いていても足の裏には常に砂利の感覚があります。

 

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教科書の知識が本当だったことを体感しました。

その砂利の間から水が出てくる湧水スポットがあちこちにあり、砂を巻き上げながら水が湧き出ている様子を間近で観察できます。

 

かいぼりの効果はとても大きく、水が透明になったことで、「イノカシラフラスコモ」はじめ水草が復活、3回目の実施となる今回で、外来種と在来種の比率が逆転し、在来種の方が多くなったそうです。

 

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水が戻ったら、美しく蘇った井の頭池を見に、また訪問してみたいと思っています。

 

最後にこんな冊子をおみやげにいただきました。

 

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わかりやすく"かいぼり"について、解説されているパンフレットです。

なにからなにまで、至れり尽くせり。

楽しみながらかいぼりについて知ってほしい、そして少しでも行動に移してほしい、というボランティアの方々の熱意を感じました。