うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

1泊2日の三島&沼津旅 1日め①〜柿田川公園

週末、1泊2日で静岡県東部、三島と沼津へ行ってきました。

 

まずは東海道新幹線に乗って三島へ。

当日は快晴。

三島駅では見事な富士山が迎えてくれました。

 

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三島駅からバスに乗って、柿田川公園へ。
あちこちから富士山由来の水が湧いて、川がはじまるところが公園になっています。

 

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公園には水が湧き出している様子が観察できる展望台が2つ、川辺の様子を見ながら歩ける散策路、そして芝生広場があります。

案内板によると、ゆっくり歩いても30分ほどで一回りできてしまうよう。

散策路に沿って、歩いてみることにしました。

 

まずは第一展望台からの眺め。

 

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写真ではわかりづらいですが、水たまりのようにくぼんだところから砂を捲き上げながらこんこんと水が湧き出しています。

見るからに清らかで美しい水。

ここが柿田川のはじまりになっているそうです。

 

そして第二展望台からの眺め。

 

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奥に見える建物は水道局。

豊富で美しい湧き水を水道水として使っているそうです。

静岡県民が羨ましい〜!!


かつて紡績工場の水として使われていたという湧き水をのぞくと現れる、神秘的なブルー。

 

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こちらも底からこんこんと水が湧き出しています。

湧き水と動く砂で青の色合いが刻々と変化して、いつまでも見ていたい美しさでした。

 

こちらは船着き場と呼ばれるところ。

 

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なんでも、柿田川公園の一部はかつてお城だったそうで、川の一部は天然の堀として使われていたんだとか。 

その時代、柿田川から船でお城に入るとき、船着き場になっていたところだそう。

ここも第二展望台と同じく印刷工場で使われたあとがあります。

 

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護岸などしていない、自然のままの川辺の風景。

ススキが風になびいて、あちこちをトンボが飛び、美しい秋の景色です。

 

水辺の色をそのまま身にまとったような、エメラルドグリーンに輝く川トンボがいました。

 

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川べりに設けられた遊歩道の終点は駐車場。

観光客がアクセスしやすいように町営の駐車場があり、柿田川湧水を汲める水道や地域の特産品を販売する道の駅、小さな美術館やレストランなどがあります。

柿田川湧水を使って作ったというお豆腐を売るお店もあり、そこで豆腐ジェラートを食べました。

 

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いちごや胡麻などもありましたが、ここはプレーンを選択。

豆の風味がする、さっぱりした後味のジェラートでした。

 

本当はもっとのんびりしたかったのですが、バスの時間が迫っていたので、元来た道を引き返し、公園を後にしてバス停へ急ぎます。

バスに乗って、一路沼津駅へ!

 

②に続く。