はじめての横須賀
週末、はじめて横須賀の街へ行ってみました。
めざすは横須賀美術館で開催中の企画展。
自然と美術の標本展
「モノ」を「みる」からはじまる冒険
自然や標本をテーマに創作活動をしている現代のアーティストの作品と、横須賀市自然・人文博物館所蔵の岩石や昆虫、植物などの標本とのコラボレーションです。
いちばん観たかった、
鉱物アソビ・イシイキョウコさん
鉱石の作り出す、静かでひんやりとした美しい世界。
橋本典久 + scope
人と同じくらいのサイズに拡大された昆虫写真。
虫ギライな方が見たら卒倒してしまいそうですが、おなじみの昆虫たちも人間サイズで見ると「こんなところに毛が生えてる!」とか、「黒一色に見えても微妙で繊細なグラデーションになってる!」など驚きがいっぱい。
それぞれの昆虫の美しい造形にうっとり。
いろんな昆虫がいましたが、私のイチオシはトンボ!
江本創
想像力と創造力を駆使して生み出された、空想動物の標本たち。
こちらは「家鴨魚(あひるうお)」。
分類ラベルの学名が"gargo gargo"になっていたり、細かいところにまで遊びゴコロがいっぱいです。
山本彌
羊毛やビーズなどで作られた植物やキノコたち。
写真だと作りの繊細さや作品のまとう独特の雰囲気がうまく伝わらないのが残念ですが、今回の展覧会に参加されていたアーティストのなかでもっとも心をつかまれたのがこの方でした。
画材ラボ PIGMENT
希少かつ貴重な材料や道具を数々取り扱っているという画材店のコレクションです。
素敵な色のパレットにうっとり。
ツボが押されまくりの内容で、とっても面白かったです。
谷内六郎館、常設展と、ほかの企画も大充実。
後ろに山、前は海という絶好のロケーションに、居心地のいい建物。
とってもよい美術館で、ここだけで丸一日過ごせてしまうほどでした。
お昼すぎに来て、鑑賞の合間に併設のレストラン、アクアラーレでランチをいただいたり…。
目の前の海を通る船をぼんやり眺めたり…
なんだかんだ閉館時間の18時までいてしまいました。
夕闇迫るなか、急いで観音崎を行けるところまで散策してみましたが、全然時間が足りず…。
ゴジラが上陸したたたら浜、数々残る砲台跡、横須賀港の戦艦三笠など、横須賀で見たいものがまだまだいっぱいあるので、もうちょっと涼しくなったらまた探索してみたいと思っています。
横須賀中央駅近くの横須賀海軍カレー本舗で、夜ごはんを食べて帰路に。
選んだのはもちろん横須賀海軍カレー。
カレーにつく牛乳とチャツネは、横須賀海軍カレーのマストアイテムなんだとか。
まろやかでやさしい味でした。
鉱物アソビ・フジイキョウコさんの著書
鉱物アソビ 暮らしのなかで愛でる鉱物の愉しみ方 (P-Vine Books)
- 作者: フジイキョウコ
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鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学 (P-Vine Books)
- 作者: フジイキョウコ,写真:大沼ショージ
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★Information
神奈川県横須賀市鴨居4-1
自然と美術の標本展
ー「モノ」を「みる」からはじまる冒険
7/2(土)〜8/21(日)