日本の子育て、パリの子育て
昨日、ゴールデンウィーク前半戦の初日。
フランス・パリに住んでいる友人家族が、バカンスで日本に帰国しているので、一緒にランチをしました。
私の幼馴染と、パートナーのフランス人男性。二人の子ども、3歳の女の子と1歳の男の子が、ま〜、やんちゃで元気いっぱい!
走ったり、飛び跳ねたり、しゃがんでみたり。
一瞬一瞬を全力で楽しんでいて、とっても可愛い。
子どもたちから目が離せないので、あんまりゆっくりはできませんでしたが、家族みんな元気そうで、久しぶりに会えて嬉しかったです。
興味深かったのが、友人の旦那さまのお話。
彼は1年ほど、日本で暮らしていたことがあり、日本語がかなり話せるのです。
いろいろ注意深く見ていて、よく考えている人で、彼と話すのはとっても面白いんです。
そのなかでも、彼が子どもに対する周りの対応の、日本とフランスの違いについて感じたことが印象的でした。
彼曰く、「日本では小さい子どもが泣いていると、みんな見るけど声をかけたりあやしたりしないよね。フランスでは、子どもが泣いていたら、周りの人たちが"どうしたの?""大変ですね"など、必ず声をかけてくれるのに」
「日本はエレベーターがあったり、スロープがあったり、ベビーカーでの移動は楽だけど、肝心の子どもにやさしくないよね」
「反対にパリはベビーカーでの移動は大変だけど、子ども天国だよ」と。
たしかに、フランスを旅行して感じたのは、周りの人がやさしい。
赤の他人であっても、なにかあったら声をかけたり、手を貸したりするのが当たり前なんですよね。
日本は、公共の場で一緒にいる人は、たまたまそこに居合わせただけで、あくまでも他人のままで、困っていそうでも声をかけたりはしないですから。
そのほかにも、子育てに奮闘する友人夫妻から、日本とフランスの違いについて感じたあれこれを聞いて、いろいろ考えさせられました。