畑の恵み
先週末、相模湖にある自然農を営むお家で収穫を体験させてもらったとき、お土産にといただいた枝豆、空芯菜、そして芋。
肥料も農薬も使わず、ひたすらやさしく見守られ、そのとき必要な最低限の手だけをかけて育てられた元気な野菜たち。
枝豆はいただいたその日にすぐ茹でて、枝豆ごはんに。
空芯菜は次の日、シンプルにお醤油炒めに。
そして芋は一週間寝かせて甘みを引き出した後、さつまいもご飯にしました。
お芋は安納黄金という品種とのことで、生のときは淡いピンク色。
身がとっても詰まっていて、切るときにずっしりとした手応えが…。
火が通ると名前のとおり、見事な黄金色に!
お昼ごはんに天ぷらでいただいたときは、あっさりした甘みでしたが、一週間寝かせたら至福の甘さ。ほっくり感。
この一週間、とても楽しく幸せな食卓でした。
育てた人の顔や畑の様子、どんなふうに育ってきたのかがわかっている野菜を調理して食べる、というのが、こんなにも食事の時間を楽しいものにしてくれるなんて…。
愛情いっぱい、手塩にかけて育てられた野菜だから、こちらも丁寧に調理して食べたいと、自然に思うんですよね。
また、野菜そのものがすごく美味しいので、余計なことをせずシンプルに食べるのが一番。
献立を考えるのも調理するのも簡単で、気楽にできるのも魅力です。
まさに「恵み」という言葉にふさわしい野菜たちでした。