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うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

フィギュアスケートのシーズンが来た!

寒くなってきて、いよいよフィギュアスケートのシーズン到来ですね!

少し遅くなりましたが、10月3日(土)に行われた木の下グループカップ ジャパンオープン2015の感想をざっと書きたいと思います。

この試合は日本、欧州、北米の三地域に分かれて、男子2名、女子2名のフリープログラムの合計得点を競います。
テレビ放映での観戦です。

⚫︎男子
まさか、ジュベールの競技用の演技が見られるなんて!
アクション映画の音楽にのせて、ジュベらしい男っぽいプログラム。
さすがに選手時代の代名詞だった4回転は跳ばなかったけれど、ちょっと変な衣装も、いかにもで嬉しかった!

弦楽のためのアダージオ
ゆったりした美しい曲に合わせて、スケーティングで魅せる。
アボットならではの繊細な滑りで、独特の世界が生まれていました。
彼の緩急自在で人を惹き込む魅惑の滑り、大好き。

Yoshiki作曲のピアノが美しいクラシカルな曲にのせての演技。
いろんな意味でバランスが取れている選手だと思うのですが、「これぞ、村上大介!」という個性がいまいち見えてこなくて、もったいないな〜と思う選手。

曲はミュージカル「野郎どもと女たち」より。
「またか! もうお腹いっぱいだよ〜」と思う、コミカル路線のプログラム。
フリープログラムで4回転3回組み込むのはすごいけど、表現の方向性はいつも同じでつまらない。
去年、念願の世界チャンピオンの称号は手に入れたのだから、もっと違う雰囲気の表現に挑戦してもいいのに…。
そして、それができるポテンシャルを持っている選手だと思うのですよ。

去年一年間休養した彼がフリーに選んだのはショパン
チャンのスケーティングが素晴らしいのはわかるのですが、美しい足元に比べて上半身の動きが硬く、見ていてワクワクしない演技なんですよね。
どの曲にのせて滑っても同じに見える。

深緑のクラシカルな衣装。
曲はオペラ「トゥーランドット」。
トリノ・オリンピックで金メダルをとった荒川静香さんはじめ、数多の選手が滑っている曲。
今回、男子の演技の中で一番印象に残りました。
まだまだ若いですが、彼の演技はパッションが感じられて、色気があってとても好きです。
「スケートで表現することが好きなんだな〜」と思います。
シーズンしょっぱなからほぼ完璧な演技。
さらに滑り込んでいくとどうなるのか、とても楽しみです。

⚫︎女子
アシュリー・ワーグナー
昨シーズンから持ち越しのプログラム、「ムーランルージュ」。
相変わらず、気迫みなぎる演技。
役を演じて滑るのが得意な選手ですね。
見せ方がうまいです。
でも、まだ本調子ではないのか、ジャンプをはじめ、ちょこちょこ失敗が。
現役の選手として滑れる期間の短さを考えると、新しいプログラムが見たかった…。

昨シーズンは足首の怪我で休んでいたソトニコワ
しばらく見ないうちに、すっかり大人っぽくなっています。
曲は「Je suis malade」。
ボーカル入りで、熱く歌い上げるタイプのドラマティックな曲。
この曲、ソチ・オリンピックのエキシビジョンで滑っていたような…。
きれっきれで緩急のある演技で、ソトニコワの作り出す世界観に惹き込まれました。
彼女の滑りには身体能力の高さを感じますし、さらにそこに情感溢れる表現が加わり、本当に魅力的。
ショートはどんなプログラムなのか、今から楽しみです。

まず、鮮やかなピンクの衣装が可愛い!
背中の変則的な切り込みや、スカートのふわっとボリュームのある段々のフリルなど、身体の小さな彼女に似合うように、細かくデザインされていて、とっても素敵。
知子ちゃんは目鼻立ちがくっきりしているので、濁りのない鮮やかな色が似合いますね!
素敵な衣装に比べて、お化粧のチークがちょっと濃すぎたかな?
曲はリストの「ため息」。
ロマンティックな曲にのせて、初恋を表現するプログラムだそう。
"初恋"というと、真央ちゃんの「愛の夢」「ノクターン」など、ローリー・ニコル振付のプログラムを思い出しますね。
つま先まで意識の行き届いた、端正で品のある演技。
シーズンはじめなのに、大きなミスなく滑り終える完成度。
ふわぁっと柔らかい雰囲気が出せるようになるともっとよくなると思うので、これからに期待。

グレーシー・ゴールド
衣装も火の鳥をイメージした赤いチュチュのようなデザイン。
これまでもクラシックが多かったけれど、そうきたか!という感じ。
スピードがあってダイナミックでゴージャスな彼女の滑りに合いますね。
とっても華やか!
魅力であり大きな武器のジャンプが全然決まっていませんでしたが、ジャンプが入るようになると見応えのあるプログラムになりそうです。

エリザベータ・トゥクタミシェワ
ペール・ギュント」の曲にのせて。
振り付けはステファン・ランビエールだそう。
黒に赤がアクセントのシックな衣装。
トゥクタミシェワは濃くて暗い色をよく着ていますね。
貫禄たっぷりだから実年齢よりも大人っぽく見えるけどまだまだ若いし、明るい色なんかも似合いそうなのにな…。
去年成功させた大技、トリプル・アクセルに、最初から挑んできました!
残念ながら転倒してしまったけれど、今年も挑戦し続けて自分のものにする気なんですね。
真央ちゃん以外にトリプル・アクセルなどの大技を常にプログラムに入れてくる選手が出てくると、すっごく面白くなると思うので、頑張ってほしい!
プログラムも、アーティスティックな雰囲気があって、魅せることの上手な彼女に合っている印象。
シーズン経て、どう深まっていくのかが楽しみです。

プッチーニのオペラ「蝶々夫人」。
薄紫の着物っぽいデザインの衣装。
首回りがぐっと抜いてあって、色っぽい着こなし風。
袖がふわっとした素材の裾広がりなデザインなので、動くと映えます。
化粧も衣装に合わせて、薄紫色でまとめています。
なんといっても今シーズンの目玉は真央ちゃんの現役復帰ですよね!
彼女の競技用プログラムを見るのを、待ちに待っていた方がたくさんいらっしゃったと思います。
この日は久しぶりの試合でしたが、団体戦ということもあるし、楽しみの方が大きいのか、いい感じに力が抜けていて、とても楽しそうに滑っていたのが印象的でした。
15歳で衝撃のシニアデビューを飾った時から変わらない、ふわっとした軽やかな滑りに、歳を重ねてなんともいえない優雅さとたおやかさが加わって、ただうっとりと見とれてしまいました。
冒頭、トリプル・アクセルを跳んできれいに着氷していましたし、一年の休養をへてここまで戻してこられるというのが驚きでした。
技術の高さ、芸術性、加えて美しい容姿。
そしてなんといってもスケートへの惜しみない愛。
やはり唯一無二の選手だなと思います。
細かい振り付けがまだこなしきれていない印象があったので、これからに期待。

ちなみに試合の結果は、日本チームがかなりの点差をつけての優勝でした!