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うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

70回目の終戦記念日

70回目の終戦記念日が終わりました。

8月15日にいつも思い出すのは、母方の祖父のこと。
戦後、シベリアに抑留されて、3年近くに及ぶ過酷な捕虜生活を経て復員した祖父。

実家が貧しくて進学費用が工面できないため、自衛隊に入ってお金を稼いで大学に通おうとした年の離れた弟に「戦争にだけは、行くもんじゃない」「それだけは駄目だ」と、断固反対したとのこと。

亡くなって5年になりますが、「おじいちゃんが今の状況を知ったら、なんて言うんだろう…。」と、ときどき無性に祖父と話をしたくなることがあります。

自衛隊や集団自衛権をめぐって考えるとき、まず頭に浮かぶのは、戦争を身をもって体験している祖父の生の言葉。
それ以上に説得力を持って胸に迫ってくる言葉を、私は知りません。

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亡くなる直前まで、祖父が丹精していた百合。
花や植物を愛していた人でした。