うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

がんばらない、ただゆだねてみる

昨日は午前中ヨガのレッスンに行き、夕方から月経をテーマにした漢方お話会に参加してきました。

ヨガのレッスンはデトックスとエネルギーチャージを目的にしたもので、身体を動かすとき、先生から「筋肉の力でどうにかしようとがんばらない」「ふわっとどこかから力がサポートしてくれて肩や腕が持ちあがる」「他力に任せる、ゆだねてみる」という言葉がよく出てきます。
不思議なもので、そう言葉をかけられると、肩や腰などにぎゅっと入れていた力がふわっと抜けて、空中に浮かせている腕や足が軽く感じられるんです。

スピリチュアルなものにふれると「現実は思考から作られる」という言葉をよく見聞きしますが、あれってある意味真実なのだと思います。
イメージしながら身体を動かすと、本当に「思ったように身体が動く」んです。

そして夕方からの漢方お話会。
生理不順や生理痛、PMSなど、明らかな月経トラブルはないのですが、30歳を越えてから、月経で少し気になる兆候が見られるので参加しました。

ざっと、月経や漢方についての基本的な話があった後、簡単な体質チェックをして、今自分が漢方的視点からみるとどんな状態にあるのかと、月経の状態を照らし合わせて改善点を探っていきます。

私は気虚(ききょ)=気の不足と、瘀血(おけつ)=血の滞りの状態にあるようです。
この二つがあると、月経はどんな状態になりやすいのか、傾向を見ていくと見事に当てはまってました…。

話を聞いて感じたことは、漢方では、気や血が過不足なく、滞りなく全身をくまなく流れているのが理想の状態なのだということ。
ここに近づけるように、足りない気を補ったり、血が流れるようにしたり、調整して自分を手当てしていくんですね。

どこにもわだかまりがなく、過不足なく、たださらさらと流れていく。
これって、ヨガのがんばらない、ゆだねてみるという考えに通じるものがあるな、と。

私は結構我が強くて、「ああしたい」「こうしたい」という自分の気持ちに振り回されがちなので(そして、ついつい我を通そうとして、周りの人たちとぶつかる)、とくに必要な視点なのかもしれません。

良いも悪いもなく、ただ物事が自分の中をさらさらと通り過ぎていくだけ。
そんなイメージが浮かんで、すごく心が穏やかになりました。
私にとっては、とっても深い気づき。
なにかひどく気持ちが波立った時には、このイメージを頭に浮かべて落ち着きを取り戻そうと思います。

ヨガの後、ランチを食べた中華料理屋さんの店先に置かれた水槽。
金魚藻って花が咲くんですね!
はじめてみました!

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