うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

産地別紅茶〜6月の紅茶教室

今月も行ってまいりました、紅茶教室。
6月のテーマは、産地別紅茶。

4月の紅茶の基本のいれ方で飲んだ、南インドのニルギリ、5月のセイロン(スリランカ)に続いて、さらに産地別紅茶を飲み比べ、自分の好みの味を探します。

今回は用意された6種類の茶葉をテイスティングカップでいれて順番に飲んでいき、どの産地のお茶か当てる、闘茶(とうちゃ)という遊びをしながら飲み比べをしました。

用意されたのは、次の6種類。
・ダージリン(インド)
・アッサム(インド)
・キームン(中国)
・ジャワ(インドネシア)
・ケニア(アフリカ)
・出雲(日本)

それぞれ、茶葉の形状や大きさ、いれたあとの茶葉の形、お茶の水色が違います。
茶葉の見分け方のコツなど、先生からヒントをもらいながらチャレンジしてみましたが、当たったのはダージリンとキームン、2種類だけ…。
テイスティング、難しいです。

闘茶のあとは、テイスティングカップを使って、実際に紅茶をいれる実習を。

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好きな茶葉を選べたので、さっぱりめのジャワをチョイス。
このあと、ティータイムもあるので、控えめに。
いれたお茶はスプーンでずずっとすする、テイスティング用の飲み方で楽しみました。
まるで紅茶のプロフェッショナルになった気分が味わえて、なかなか良い感じ。

その後、ティーフィルターを使ったいれ方のデモンストレーションを見て、味見をしました。
ティーフィルターというものを使っていれる方法があることを、初めて知りました。
こういういれ方もあるんですね〜。
フランスの紅茶ブランド、マリアージュ・フレールなどが、このいれ方をしているそうです。
茶葉のジャンピングが起きないので、よくいえば軽くあっさりと、悪くいえば味や香りが弱くはいります。
うーん、これだったら普通にいれる方が美味しい!と、私は思います。

最後にお茶いれの実習です。
今回はティーバッグを作っていれる方法を教わりました。
今回飲み比べした6種類の茶葉を組み合わせて、好きなようにティーバッグを作れたので、私はキームンとダージリンを2:1の割合でブレンドしてみました。
ティーバッグでいれると、味の濃さの調整がしやすく、また茶殻の処理が楽ですね。
いつもは2つ使うポットも、1つですんでしまいます。

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そして、楽しみなティータイム。
今月のお菓子は、豆腐を使ったシフォンケーキ! 生クリームとゆであずき添え。

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ホール1個分のケーキに、絹ごし豆腐1丁と豆乳が少し入っているんだそうですが、言われなければ普通のシフォンケーキです。
ただ、すごくしっとり、むちむちしていて、そこがお豆腐の力だそう。
ゆであずきとぴったりで、おいしいティータイムでした。
それにしても、先生の研究熱心さ、アイディアを形にするテクニックの素晴らしさにはいつも驚かされます。
素敵な先生に教わることができて、私はとっても幸せ者です。