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うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

料理と紅茶のマリアージュ〜Cha tea 紅茶教室さんの『ヴィクトリア朝の暮らし』出版記念ランチ会

先日、感想を書いた本、『図説 ヴィクトリア朝の暮らし ビートン夫人に学ぶ英国流ライフスタイル』。

こちらの本を執筆されたCha tea 紅茶教室さんの出版記念ランチ会に参加してきました。
以前から、Cha tea 紅茶教室さんのレッスンに興味があったのですが、なんだか敷居が高くて…。
ランチ会は一見さんOKとのことだったので、思い切って参加しました。

教室を主宰されている立川碧さんと、英国に関する本を数々執筆されている小関由美さんのビートン夫人にまつわるトークの後、イギリス料理を現代風にアレンジしたお料理に紅茶を合わせて楽しむ趣向。

場所は東京大学本郷キャンパス、正門近くにあるフォーレスト本郷というホテルの中のフレンチレストラン、ルヴェソンヴェール本郷です。

料理と紅茶を合わせて楽しむ、というのが初めてで、とても新鮮な体験でした。

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前菜
スコッチエッグとサーモンの軽い燻製サラダ
最初は乾杯もかねてCha tea 紅茶教室さんのオリジナルワイン!と。

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ウズラの卵で作ったスコッチエッグやケッパーベリーのフライなど、手の込んだお料理。
盛り付けも美しく、食べてしまうのがもったいない…。
さっぱりして軽い飲み口の白ワインが燻製されたサーモンにぴったりでした。

二皿目の魚料理。
築地市場からの鮮魚のバートブリック包み焼き ポムミエットとほうれん草山菜入りトマトソース
合わせるお茶はニルギリ・チャムラジ茶園 FOP2015年

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このお料理、フィッシュ&チップスをイメージして作ったひと皿だそう!
それがこんな洗練された美しい一品になるなんて驚き。
魚を包んで揚げてある皮の脂っぽさを、ニルギリの渋みがさっぱり洗い流してくれます。
トマトソースや山菜入りで少し苦味のある緑のソースなど味が強いので、しっかり味も渋みもあるお茶の方が合いますね。

三皿目。肉料理。
鴨のミートパイ 紅茶とオレンジ風味のソース
お茶は特選キームン OP2014年

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鴨の濃厚な味やオレンジ風味のソースに、キームンのスモーキーな風味がぴったり。
肉肉しい鴨の風味を、キームンがさっぱりさせてくれます。
試しにニルギリも合わせてみたのですが、本来渋みを感じるニルギリが甘く感じられるほど。
鴨やオレンジの風味に負けてしまいます。
付け合わせの野菜には、アスパラソバージュと言われる珍しい野菜も使われていました。
(お皿の左から右へ、流れるように飾られているつくしのような緑の野菜です)
今の時期、三週間ほどしか収穫できない野生のアスパラで、フランスから空輸しているそう。
ほろ苦くて美味しかった…。

ラストのデザート。
アールグレイ風味のチョコレートのガトーと紅茶のアイスクリーム
お茶はキャンディ・ケニルワース茶園 FBOP2014年

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キャンディはこれぞ紅茶!という味と香りで、甘くて濃厚なチョコレートのケーキにぴったり。
最後まで美味しくいただきました。

こういうしっかりしたお料理って、ワインを合わせるのが一般的だと思うんですが、紅茶も合うんですね。
美味しい茶葉で、きちんといれているからこそだとは思うのですが、どのお茶もお料理にぴったりで本当に美味しかった!
「アルコールはちょっと」という気分の時に、あるいはアルコールが飲めない方との食事の時に、お料理に合わせて美味しいお茶をサーブしてくれるレストランがあったらいいのに…。

お料理を待つ間、立川さんが今年のお正月にロンドンでビートン夫人のお墓を探し回った話など、濃〜いマニアックな話をしてくださり、大変面白かったです。
ブログなどを読んで、勝手に上品なマダムのイメージをふくらませていたのですが、実際の立川さんはからりと明るく、周りの人たちがどんなに引こうと、自分の好奇心に正直に好きなことをとことん突き詰めていく、とてもエネルギッシュで素敵な方でした。

帰りにお土産をいただきました。
乾杯のとき、アルコールが飲めない方向けに用意されていたビートン夫人をイメージしたブレンドティー。
ニルギリをベースに、カモミールやローズ、ラベンダーなどのハーブをブレンドしたオリジナルの紅茶、その名もビートンティーです。

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『ビートンの家政本』のイラストをポストカードにしたものも一緒に入っていました。

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ランチ会ではビートンティーは炭酸で割ってシャンパンのような感じでサーブされていたので、同じようにアイスティー用に濃くいれて、炭酸で割って楽しんでみたいと思います。

今回のランチ会の主役、新しく出版されたCha tea 紅茶教室さんの本。