うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

セイロン(スリランカ)の紅茶〜5月の紅茶教室

月に一度の紅茶教室。
5月はセイロン(スリランカ)のお茶がテーマ。
ウバ、ディンブラ、ヌワラエリヤ、キャンディ、ルフナと5つの産地の茶葉を飲み比べしました。

産地の標高差と、山脈挟んでどちら側に位置するかでモンスーンの影響を受ける時期が変わるのが味の違いになる、とのこと。

先生の手書きイラスト入りのプリントをもとに、勉強しました。

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ウバの「これは薬!?」というくらい強いメンソール感にびっくり。
ヌワラエリヤは緑茶みたいにさわやかでキリッと。
ルフナはお煮しめみたいな甘みとコクがあって、なんだか懐かしい感じの味。
ディンブラとキャンディは「これぞ紅茶」という安心の味と香り。

ウバはダメだけど、どうやら私は個性の強いお茶のほうが好きみたいです…。

ティータイムのお菓子は、バナナケーキ。

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油を使ったレシピで、バターを使ったものより軽くあっさりした味でした。
くるみ、ココナッツ、クコの実が入っています。
水切りヨーグルトを合わせた生クリームを添えて。
お茶はルフナを合わせました。

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甘みとコクがあるので、ミルクを入れても美味しかったです。
今、このルフナはロシアや中近東で大人気。
甘〜いミルクティーにして飲まれており、いい茶葉は高い値段であちらの国々に買われていくので、日本ではあまり美味しいのが手に入らなくなっているんだそう…。
紅茶は嗜好品なので、世界情勢や経済状況がもろに反映されますね…。