うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

春のお菓子

もう季節は初夏に向かっていますが、今年の春いただいた、春ならではのお菓子を紹介します。

それは、虎屋の桜餅と草餅です。
それぞれ一つずつの詰め合わせが、とても素敵に包装されて売られていました。

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包装を解いた中身はこんな感じです。

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虎屋の桜餅は道明寺ではなく、薄いクレープのような皮に餡が包んであるタイプでした。

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何と合わせるか少し悩んだ結果、宮崎県で作られた和紅茶のファーストフラッシュと一緒にいただきました。
皮の淡いピンク色や桜葉の香りに春を感じます。

草餅も。

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よもぎの香り、大好きです。
この独特な香りに、子どもの頃は春になると母と一緒に野原みたいなところに出かけて、よもぎやつくしを摘んでいたことを思い出しました。
摘んだよもぎでお団子を作ったり、つくしははかまをとって佃煮にしたり。
楽しい春の思い出です。
今の子どもたちも、よもぎやつくしを摘んだりするのでしょうかね…?

こうした、その時期にしか食べられない、季節を感じるお菓子をいただくたびに、四季を大切にする日本人の感受性ってとっても素敵だなと思います。