ロイヤルミルクティーと『ハリー・ポッター』に登場するトリークルタルト
前回の記事に続いて、1月の紅茶教室のお話。
先生が淹れてくれたチャイを楽しんだあとは、ロイヤルミルクティーの淹れ方を実習。鍋ではなく、ポットで淹れる方法を教わりました。「ロイヤルミルクティー」というのは、“ミルクたっぷり”という意味で付けられた、日本独自のネーミングだそう。
水とミルクは1:1で、まずは温めたポットに通常の量の2倍の茶葉を入れ、沸騰したお湯を注いで蓋をしてしっかり蒸らし、濃いめのお茶を作ります。
そのあと、沸騰寸前まであたためたミルクを注ぎ、蓋をしてさらに蒸らします。最後に茶こしを使って濾したら完成。
お好みで、グラニュー糖やブラウンシュガー、はちみつ、メイプルシロップなどで甘みを付けても美味しく飲めます。
先生のデモンストレーションを見たあとで、各自でロイヤルミルクティーを淹れる実習をして、自分の淹れたお茶でティータイム。
今月のお菓子は『ハリー・ポッター』にも登場する、英国のゴールデンシロップ(糖蜜)を使ったトリークルタルトでした。ハリー、小説を読んでいますが、このお菓子が出てきたことは覚えていませんでした…。
少し温めて、クロテッドクリームと生クリームを泡立てたものを半々であわせたものを添えていただきました。イギリスでは、ホイップクリームやアイスクリーム!なんかと一緒に食べることもあるそうです。
上の部分にはパン粉を使っているとのことでさっくり、でも糖蜜を使っているので、下はキャラメルのようにねっちょりした食感。冬向けに、ジンジャーの粉末がたっぷり使われていて、甘くてスパイシーでとても美味しかったです。
暖かくなる前に、チャイとロイヤルミルクティーを自宅でも作って、淹れ方をマスターしたいと思います。