うたかた日記

流れていく日々の中で感じるよしなしごとを綴ります。

沈黙は無ではない

以前に比べて「はじめまして」の機会が圧倒的に増えたこの頃。 もともと人見知りが激しいし、話すのがあまり得意ではないので、人と打ち解けるのにものすごく時間がかかる。 初めてでもあっという間に相手の気持ちをつかんでしまって、誰とでもすぐに仲良く…

1泊2日の三島&沼津旅 1日め②〜香貫山トワイライトツアー

沼津駅で仕事の都合で後からやってきた友人と合流し、香貫山ハイクでトワイライトCafe&沼津で港めしツアーに参加。 沼津生まれ、沼津育ちのあやぞうさんがガイドしてくれる、沼津の魅力を満喫できる半日ツアー。 こんな行程です。沼津を街歩きしながら香貫山…

1泊2日の三島&沼津旅 1日め①〜柿田川公園

週末、1泊2日で静岡県東部、三島と沼津へ行ってきました。 まずは東海道新幹線に乗って三島へ。 当日は快晴。 三島駅では見事な富士山が迎えてくれました。 三島駅からバスに乗って、柿田川公園へ。あちこちから富士山由来の水が湧いて、川がはじまるところ…

鈴木其一 江戸琳派の旗手 at サントリー美術館

江戸琳派の創始者、酒井抱一の高弟・鈴木其一の初めての大規模な回顧展です。 これまでメインで取り上げられることのなかった其一の作品が、掛け軸、巻物、屏風に扇、羽子板や凧などの雑貨まで、日本中はもちろん海外からも大集合。 求められるままにさまざ…

増上寺の薪能

毎年9月の最終土曜日に開催されているという増上寺の薪能。 (※今年はカレンダーの並びの関係で10/1に実施) 御本尊である阿弥陀如来に奉納するために行われるもので、今年で33回目だそう。 ひょんなことからその存在を知り、体験してきました。 鑑賞にはチケ…

「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展 at 東京都写真美術館

"都民の日"、入場無料だったこちらの展示へ足を運びました。 「杉本博司 ロスト・ヒューマン」。東京都美術館のリニューアルオープン、そして総合開館20周年記念の企画展です。 「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」ではじまる、人類滅亡の33…

秋色あふれる茶の湯ワークショップ

週末のこと。 今年の春、桜の季節から通いはじめた茶の湯ワークショップも3回め。 「長月ノ会」は先生お手製の軽食をいただいてからのお茶席。 軽食は先生がお母様から教わったという醬油味の栗おこわを中心にした和食でした。 菊のお吸い物、栗おこわ、煮物…

『麗人 REIJIN Season2 "Festa"』CD発売記念コンサート 9/22ソワレ

赤坂ACTシアターへ、『麗人 REIJIN Season2 "Festa"』CD発売記念コンサートを聴きに行ってきました。 こちらは先日宝塚歌劇団OGのみによるブロードウェイミュージカル『CHICAGO』を観たときにいただいた、杜けあきさんのみのフライヤー。 もりちゃん(杜けあ…

METライブビューイングアンコール2016 R・シュトラウス「エレクトラ」

METライブビューイングアンコール20162015-2016 第10作 R・シュトラウス「エレクトラ」を観てきました。ギリシャ悲劇「エレクトラ」に題材をとった、父王アガメムノンを殺した母クリテムネストラとその愛人エギトスへの復讐に燃える、王女エレクトラの物語で…

国立劇場 九月文楽公演 通し狂言 一谷嫩軍記

国立劇場開場50周年記念。記念すべき幕開け、第一弾の公演の初日へ行って参りました! 制札を手に見得を切る、モノクロの直実さんがかっこいいちらし。 並木宗輔作、源平合戦の中でも有名な一ノ谷の合戦を題材に、戦の裏に隠された人々のドラマを描いた「一…

独特の様式美〜パラジャーノフ監督作品「ざくろの色」と「火の馬」

渋谷アップリンクで、先週末から一週間限定ではじまったパラジャーノフ特集。 パラジャーノフはソ連当時のグルジアに生まれたアルメニア人の映画監督。 彼の作品「ざくろの色」(1969年)と「火の馬」(1964年)、二本立てで観ました。 「ざくろの色」は、18世紀…

30代の過ごし方

「歳をとると、始まりの事柄に戻っていかねばならないということがわかってきます。あるいは感傷的になれるものや何かへと。色々な意味で人生が閉じ、物事が簡単にはいかなくなり、わくわくすることもなくなると、まあどうあらわしてもらってもかまわないで…

鉱物Bar vol.9 Alchemy〜錬金術〜

鉱物Bar vol.9 Alchemy〜錬金術〜結晶が化学反応をおこす夜produced by 鉱物アソビ 西荻窪のギャラリーみずのそらで、毎年夏に開催される鉱物Bar。鉱物アソビ・フジイキョウコさんによる、ひんやりと美しい鉱物の世界をひっそりと愛でるイベント。 最終日に…

はじめての横須賀

週末、はじめて横須賀の街へ行ってみました。 めざすは横須賀美術館で開催中の企画展。自然と美術の標本展「モノ」を「みる」からはじまる冒険 自然や標本をテーマに創作活動をしている現代のアーティストの作品と、横須賀市自然・人文博物館所蔵の岩石や昆…

One day trip to Enoshima

お盆休み。 友達と二人、めちゃ混みな江ノ島へ日帰り旅行に行ってきました! 11時頃に現地集合。 島の入口近くにあるしらす問屋さんが経営しているお店、とびっちょで順番待ちの整理券を引きました。 この時点で番号は160番台。 2時間くらい待てば順番がくる…

女性だけの「CHICAGO」

東京国際フォーラム ホールCで上演中の、ブロードウェイミュージカル「シカゴ」宝塚歌劇OGバージョンを観てきました。 キャストはメインからアンサンブルにいたるまですべて宝塚歌劇OG。みなさん、スタイル抜群でお美しい!!そしてカンパニーとして、とても…

大人の恋物語〜平野啓一郎『マチネの終わりに』(2016年、毎日新聞出版)

帯の「結婚した相手は、人生最愛の人ですか?」というコピーに惹かれて手にとってみました。 平野啓一郎『マチネの終わりに』(2016年、毎日新聞出版) マチネの終わりに 作者: 平野啓一郎 出版社/メーカー: 毎日新聞出版 発売日: 2016/04/08 メディア: 単行本…

Musee:古代ギリシャ展 at 東京国立博物館

東京国立博物館で開催中の「古代ギリシャ展」へ足を運びました。 初期石器時代にはじまり、ミノス文明、ミュケナイ文明、幾何学様式〜アルカイック時代、クラシック時代、マケドニア王国、ヘレニズムとローマまで、一気に7000年もの時間を、ギリシャ全土から…

71回目の終戦記念日

今日は71回目の終戦記念日。 いつも8月には戦争にまつわる本を1冊、手に取ることにしています。 今年選んだのは『百年文庫86 灼』(2011年、ポプラ社)。 灼 (百年文庫) 作者: ヴィーヒェルト,原民喜,キプリング,Ernst Wiechert,Rudyard Kipling,鈴木仁子,橋本…

Cinema:ファインディング・ドリー

Pixerの最新作「ファインディング・ドリー」を観てきました。 「ファインディング・ニモ」(2003年、アメリカ)の続編にあたります。 カクレクマノミのマーリンが息子のニモを探す旅から帰ってきてから一年後。今度はナンヨウハギのドリーが記憶の欠片をたより…

桃と緑茶の焼き菓子

今日の朝ごはん。 Maison romi-unieの「ペッシュ・テ・ヴェール」。 桃やいちごの花をブレンドした緑茶ベースの茶葉と、桃の蒸留酒に漬け込んだドライピーチの入ったパウンドケーキです。 桃を使ったお菓子が並ぶ、7/29(金)と30(土)の2日間限定のイベント、P…

Theatre:エトワール・ガラ2016 Bプログラム at Bunkamuraオーチャードホール

エトワール・ガラ2016のBプログラムを観てきました。 パリ・オペラ座のエトワールたちによるガラ公演です。 今年2月にアデュー公演を終えたばかりのエトワール、バンジャマン・ペッシュのプロデュースによるもので、今年で5回めだそうです。7年前に来日した…

男の人の恋わずらい〜能「通小町」

国立能楽堂の企画公演「働く貴方に贈る夜7時からの能・狂言」を観てきました。上演されたのは狂言「仏師」(和泉流)と 能「通小町」(観世流)です。 狂言「仏師」は、都に仏像を求めにやってきた田舎者と、彼を騙して大金をせしめてやろうと企む詐欺師の掛け合…

KinKi Kids「薔薇と太陽」

もう発売されてから日が経っていて、「何をいまさら…」かもしれないのですが、KinKi Kidsメジャーデビュー20周年記念、第一弾として発売されたCD「薔薇と太陽」をテレビでたまたま耳にしまして…。 普段、流行りの曲やジャニーズ事務所のアイドルは興味の範囲…

姪の誕生日、Livre:吉増剛造『我が詩的自伝 素手で焔をつかみとれ!』

姉夫婦の娘、姪っ子の1歳のお誕生日でした。 お祝いに、今、とっても気に入っているという絵本のシリーズ3冊セットをプレゼント。 だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット) 作者: かがくいひろし 出版社/メーカー: ブロンズ新社 発売日: 2009/09 メディ…

Cinema「フリーダ・カーロの遺品」、飲茶

渋谷アップリンクで一週間限定で公開中の「フリーダ・カーロの遺品」を観ました。 2004年に紐解かれたフリーダ・カーロの遺品。フリーダ・カーロ博物館《青の家》からの依頼をうけて、写真に収めるプロジェクトを引き受けたカメラマン・石内都さんが、フリー…

美容院、かえる食堂のカレー、アーユルヴェーダ

朝から池袋にある美容院へ。 もっさり重たくなっていた髪を切ってもらって、すっきり。 お昼はずっと行ってみたかったかえる食堂へ。 カウンターだけの小さなお店。 頼んだチキンカレーはスパイスがたっぷり入ったさらさらタイプで、まるで日本のお味噌汁の…

幸せな結婚をした友達の話

数年前、一人旅で訪れたイタリアで偶然知り合った大切な友人と、久しぶりに夜ごはん。 立ち呑みフレンチのお店に行ってきました。 前菜でいただいた、桃とモッツァレラのサラダ。 美味しいのはもちろん、盛り付けも美しくて気分があがります。 美味しいもの…

Theatre:「流星」 at 歌舞伎座

歌舞伎座で興行中の七月大歌舞伎。 昼の部、二.「流星」を幕見してきました! ワンピース効果?なのか大人気、切符販売開始の一時間前に並んで、「お立ち見になります」という案内でした。 先月に続いて宙乗りがあり鳥屋の設置で席数が少ないのと、前の場か…

Cinema:サウルの息子

映画館で「サウルの息子」(2015年、ハンガリー)を観ました。 ポーランド、アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所で、ガス室での殺害の補助と遺体の処理という特殊任務にあたる囚人、ゾンダーコマンドとして働くハンガリー系ユダヤ人のサウル。ある日、被害者…

街の森ツアー

ある日の休日、森の案内人、三浦豊さんの街の森ツアーに参加して、街中に生えている木々に会いに谷根千歩きしてきました。 たまたま、友達がFacebookで「いいね!」した三浦さんの記事が流れてきて、「面白そう!!」と思ったのがきっかけです。 記事を読ん…

Cinema:シリア・モナムール

昨日は映画の日だったので、公開中のこちらを観てきました。 「シリア・モナムール」(2014年、シリア・フランス) 2011年、アラブの春に端を発するシリア内戦。映画祭に参加するためフランスにいて、そのまま母国に帰れなくなってしまった映画監督オサーマ。…

Musee:ポンピドゥー・センター傑作展 at 東京都美術館

前回の若冲展の異常なまでの熱狂も過ぎ、普段の落ち着きを取り戻した東京都美術館で開催中のこちらを観てきました。 ポンピドゥー・センター傑作展 「Masterpieces from the Center Pompidou:Timeline 1906-1977」という英語タイトルのとおり、フランス・パ…

Musee:谷崎潤一郎文学の着物を見る at 弥生美術館

『細雪』や『痴人の愛』など、谷崎文学に出てくる女性たちの着物の着こなしが再現されている展示会です。 古い日本の小説を読んでいると、しばしば着物の描写が出てきますよね? ただ、普段着として洋服を着るのが当たり前になってしまっている現在、着物の…

Livre:三島由紀夫『夜会服』(2009年、角川文庫)

博覧強記でスポーツ万能、なんでもできるハンサムな好青年・俊男と出会い、とんとん拍子に結婚が決まる絢子。幸せな結婚生活を送りながらも、夫の俊男、そして姑・滝川の板挟みになって、「どちらの言い分を信じたらいいの?」と頭を悩ませることに…。 1966…

TOP OF KAMAKURA TOUR

癒しツアーFUJITABIさん主催の"バリルートで行く鎌倉アルプスと初夏のかまくら散歩"に参加しました。 9時頃に鎌倉駅西口、時計台の前に集合。 塩飴とおやつ代の入った封筒とともにいただいた、当日のしおりも兼ねた手書きの地図。 鎌倉駅を出発してから、16…

これぞ歌舞伎の醍醐味〜「義経千本桜」道行初音旅、川連法眼館 at 歌舞伎座

友人を誘って歌舞伎座へ。第三部、「義経千本桜」道行初音旅と川連法眼館を通しで幕見してきました。 鼓になってしまった両親を慕って、義経の忠臣・佐藤忠信に化けて静御前と旅を続け、無事に義経のもとに送り届ける子狐がいじらしく、可愛いお話。 道行初…

Musee:川端康成コレクション 伝統とモダニズム at 東京ステーションギャラリー

東京ステーションギャラリーで来週末まで開催されている、こちらの展覧会に足を運びました。 「川端康成コレクション 伝統とモダニズム」 ノーベル文学賞を受賞した日本を代表する小説家、川端康成の蒐集した美術品のコレクションから、彼の創作の源となった…

Curry Stock Tokyo

大好きなスープ専門店Soup Stock Tokyoが一日限定で、Curry Stock Tokyoに。 メニューはカレーにジャックされ、スープはゼロ。 カレーばかりがずらりと並んでいます。 面白い企画!と思って、昨日の夜ごはんはSoup Stock TokyoならぬCurry Stock Tokyoで食べ…

Exposition:空へ、海へ、彼方へー旅するルイ・ヴィトン展

紀尾井町の特設会場で開催中の、1864年から現在に至るまでのルイ・ヴィトンの軌跡を辿る回顧展です。会場前で、こんな素敵な自動車が来場者を迎えてくれます。まず最初に展示されているのは、ルイ・ヴィトンを象徴するアイテムであるトランク「マレ」。この…

Livre:三島由紀夫『沈める滝』(1963年、新潮文庫)

久しぶりの、三島由紀夫の純文学作品。愛を信じない青年・昇と不感症な人妻・顕子。二人は契約を交わし、何もないところから人工的に愛を作り出す実験を試みる…。「これぞ、三島!」と言いたくなる、彼の文学の魅力がたっぷり詰まった作品です。巻末に添えら…

涙がぽろり

ああ、なんと。長年にわたり、ほぼ毎日身につけてきたお気に入りの涙型ルチルクオーツのペンダント。チェーンと石をつなぐ金具がぽっきり折れて、石がぽろっと取れてしまいました…。涙がぽろり。ここしばらく、昔の古傷をえぐられるようなことが続いていて、…

5月に読んだ本

5月に読んだ本まとめ。 ⑴角川書店編『ビギナーズ・クラシック 日本の古典 平家物語』(角川文庫、2001年) 古典を原文&現代語訳に、わかりやすい注釈を加えて、初めて読む人にもその作品の魅力が伝わるように編集したシリーズの『平家物語』版。 能や文楽、歌…

Cinema:モード家の一夜

「ロメールと女たち」の3本めは「モード家の一夜」(1968年、フランス)を。今回の特集の中で唯一のモノクロ作品です。カトリック信者で技術者の"私"の前に、同じタイミングで現れた2つの恋のチャンス。サバサバしたなかに脆さも感じさせる大人の女性モードと…

ミイラに貴賎なし

久しぶりに、父からメールが届きました。「西域シルクロードに行ってきました」とのことで、添付されていた写真は安らかなお顔のミイラ…。父よ、なぜ、久しぶりに娘に送るメールにミイラ?西域シルクロードといえば、タクラマカン砂漠や砂漠の中の遺跡など、…

Cinema:満月の夜

エリック・ロメール監督特集「ロメールと女たち」、2本めは「満月の夜」(1983年、フランス)を見ました。恋人のレミとパリの郊外で同棲中なのに、一人になって孤独を味わいたいと、パリに借りたアパルトマンの一部屋で週末を過ごす生活を送りはじめるルイーズ…

Cinema:海辺のポーリーヌ

東京では先週末からはじまったエリック・ロメール監督特集「ロメールと女たち」。そのなかから「海辺のポーリーヌ」(1983年、フランス)を見てきました。ある夏、ノルマンディの海辺でポーリーヌと従姉妹のマリオンが過ごした短いヴァカンスと、その間に生ま…

週末たび 静岡・三島ゆき旅行 1日め①〜せせらぎの町を散策

大好きなミシマ。その"三島由紀夫"というペンネームの由来になった町、静岡県三島市に週末1泊2日で旅行に行ってきました。東京から東海道新幹線に乗ること1時間。あっという間に三島駅に到着。南口から外へ出て少し歩いたところに、溶岩が冷えて固まってでき…

Cinema:ファブリックの女王

「ファブリックの女王」を観ました。マリメッコの創業者、アルミ・ラティアの人生模様を描いた映画。う〜ん、なんていったらいいのか、わからない…。こんなにピンとこなかった映画は久しぶりです。マリメッコのカラフルでユニークなテキスタイルを生かした、…

GW「いざ、鎌倉!」旅行 その8〜御成通りでのランチと鎌倉みやげ

鎌倉駅前まで戻ってきたら、そのまま御成通りへ直行!!大好きなイタリア料理店、ラッテリアべべカマクラへ。御成通りをちょっと歩いて、路地に入っていたところにあります。いつもお客さんでいっぱいの人気店なのですが、時間も時間なのですぐに席に座るこ…